61.事業間を越えた営業活動


当社は、4事業を柱としてビジネス展開をしていますが、この事業担当を強調するあまりに、事業間の壁が大きくなりすぎて、相互の拡販協調がなされていないという弊害が出てきています。この認識の下に、事業間を超えた全社協調による拡販活動をやろうという主旨で現在、これに加えて、支社長など参加という形で、月1回のペースで議論がなされています。

 

その中で、事業間の壁を取り払って全社横断的に拡販する最初の商材として、当部の「入退場管理システム」を取り上げることになりました。

 

全社横断的という意味は、まず各事業は、自分のお客様を抱え込むのではなく、他の事業に自分のお客様を開放します。その上で、自分の所属している事業の商材ではなく、他事業の商材も販売する、つまり当部の「入退場管理システム」を当部以外の人たちもみんな販売する、全社の営業マンが、自分の担当している事業の商材とともに「入退場管理システム」を売り込むのです。

 

そのときの、売上げ、利益の考え方も整理されました。

(1)当部以外の他事業が窓口となって受注/納入する場合は、社内売りまたは付け替えのルールを適用する。比率については事業間で決定する。

(2)当部が窓口になって受注/納入する場合は、100%当部に計上する。但し、常時訪問している他の事業担当部門が「そんな話は知らない」というのはまずいので、都度、状況を当部から当該事業へ報告する。

当部としては、この機会を最大限に活かして、拡販しようと思いますので、パンフレットなどの販売ツールを大至急用意して下さい。