60.冬季ボーナスにあたって


今冬季の平均支給月数は2.7ヶ月です。夏季が2.9ヶ月でしたから、0.2ヶ月のダウンです。会社全体の売上高が下がりました。粗利額はまずまずでしたが、人員増を主因とする発生費用の増加で当期利益が下がったからです。

 

さらに、当部の支給月数は2.5ヶ月です。全社平均より0.2ヶ月ダウンとなっています。これは取扱商品の大幅な切り替え時期にあり、思うように実績がでてきていないため(予算達成率が約75%だった)です。

 

このような担当毎の特殊事情を救済するために、下期からは評価基準が見直されます。そのポイントは、予算に対する達成率を評価する割合を抑制し、過去の実績に対してどれだけ事業が伸びたかという指標を重視する考え方に変わります。つまり、経済成長が鈍化する中にあっても、会社としては成長し続けるという考え方をとろうということを反映させた考え方です。これは、私たちにとってはチャンスです。今、商品の切り替え時期で最低線にいるわけですから、これをどんどん伸ばしていけば、評価ポイントは着実に上がります。上期は、税前利益も赤字で、本来、このボーナスは貰えない、今季はほかの事業に食わせてもらったわけですから、下期は歯を食い縛って会社の役に立つような売上げと利益をたたき出すように頑張って下さい。