36.特別講座5(信賞必罰)


信賞必罰は、「公平であること」と「タイミング」が非常に重要です。武士の論功行賞が参考になると話ました。武士の世界で、戦でいい貢献した人は領地を貰うこと=加増でした。秀吉は与える土地がなくなったので、無茶な朝鮮出兵をしたとも言われています。

・言葉で褒める。

・みんなの前で、言葉で褒める。

・みんなの前で表彰する。

・みんなの前で表彰し、特別休暇を与える。

・みんなの前で表彰し、金一封をつける。

・金額に差をつける。

 

逆に、

・個別に呼んで、注意する。

・みんなの前で、言葉で注意する。

・始末書をとる。

・減給する。

・減給金額に差をつける。

・減給期間に差をつける。

 

タイミングは、定期と非定期を使い分けるのがいいと思います。一般には、半年後と(ボーナス月とあわせて)、クォータ毎などの定期にやるのは普通ですが、信賞必罰には「旬」があります。時期を逃すと、全く輝きをなくすことがあります。そういうケースでは非定期でも、すばやく実施することで意味を持ちます。

 

特別講座5(信賞必罰)