250.利益確保に執着しよう
全社の総利益率がでました。LPの目標値に対し達成できていることになります。理由というか原因というか、以下の5つくらいを挙げることができます。
(1)景気動向の厳しさの中で、社員の利益確保の意識が高まった。結果として、赤字部門が減っているし、赤字部門でも赤字幅が小さくなった。
(2)予算設定時は、景気動向が厳しく、リベートが低めの設定となった。結果(実績)は、これを大きくクリアできた。ルート関係の回復が早かった。
(3)一部納期遅延を心配するくらいにV字回復した。また、特定メーカーの期末一括値引きがなくなった。
(4)在庫圧縮の効果がでた。特に、S/D在庫が大幅に少なくなって、織込んでいた評価損が減り、逆にプラスに働いた。
(5)倒産がなかった。見込んでいた貸し倒れ損が戻り、プラスに働いた。
振り返って、当部は、
(1)赤字幅は小さくなっていない。
(2)リベートは増えていない。
(3)V字回復していない。
(4)在庫は圧縮できていない。
と反省することばかりです。もう一歩踏み込んで、徹底的に利益確保にこだわる必要があります。
(1)売上を上げる。これが基本です。
(2)適正売価をキープする。
(3)仕入れ価格を下げる。
(4)販売経費をケチる。
(5)品質問題を起こさない。
自分の両足でしっかり立てるように頑張って下さい。