245.お客様を説得しているか(1)


先週末に海外駐在B/K会議が開催されました。その中で、社長より、「現在10%強の海外売上高を4年後には連結売上高の30%~40%にしたい」というメッセージが発信されました。

 

これは、少子化を主因とするデフレスパイラルを脱出することは難しく、国内市場が縮小していくことを前提に、「共食い」に勝ったとしても売上高は下がるので、どうしても会社を維持・発展させるためには海外市場に進出しなければならないということを言われています。当事業にあっても、海外市場を考えねばならない時期が必ず到来することを意味します。

 

それに先立って、先々週末の3連休にプライベートで大連と旅順に行ってきました。5年ほど前までは海外によく出かけており、北京や上海、杭州、西安、武漢にも数回行って中国を多少は分ったつもりでいましたが、先般のIさんの出張報告をきいて、直近の中国はどのようになっているかを自分の目で確かめることと、秋山好古、秋山真之兄弟をテーマにした「坂の上の雲」(司馬遼太郎著)の後半が始まることもあって、日露戦争の主戦地である203高地をみてくることと、満鉄に伯父が勤めていた、そのまま戦地に赴任して戦死したのですが、ので、そこをみてくることの3つが目的でした。