211.地震と原発、環境問題の真実(3)(武田邦彦)
・推進派から反対派へ。
原発は安全性が確保されていないことが明確になった。安全でない原発はダメという意味で反対派になった。左翼的反対ではない。現状は右翼的推進派と左翼的反対派の中間的になって孤立している。但し、国民の目線がだんだん厳しくなっている。だんだん真実が明らかになり、来夏には、全国の原発が止まる。
・最大供給電力量が消えた。
東電の最大供給電力量は7,700万kW。平均4,000万kWで運用されている。発電は蓄積方法がないため、余剰電力はどこかダミー負荷に捨てないといけなくなる。だから、現実は火力発電の蒸気を捨てて調整しながらぎりぎりで運用されている。一般最大供給電力量は一般最大供給計画電力量と混同している。設備能力を示す最大供給電力量が東電のホームページから消えた。