20.客先との受注条件を明確に
そもそもの発端は、上期に2件の不具合処理をしたことに始まります。その内容についてはここでは話しませんが、その不具合がおこった原因のひとつにこの「客先との受注条件をはっきりさせていなかった」、という点があります。逆に言うと、客先との受注条件をはっきりさせていれば不具合にはならず、客先から新しい仕事として追加受注できたかもしれないという反省があります。
今、システムものを柱の一つとして立ち上げようとしていますが、こういうシステムものをやるときこそ、客先との受注条件を明確にしておかないと、ずるずると追加仕様を只でするような羽目に陥ります。そこで、この下期の命題として、「客先との受注条件を明確にする」というテーマを追加したいと思います。
具体的なやり方のひとつの例として、携帯電話の商品企画から開発、量産のステップ管理という例を入手しました。もちろん、立花の中にもISOに沿った手順があります。これらは、非常に良くできていますが、必ずしもこれからのビジネスにフィットしているわけではありません。上期の反省が生きるようにブラシュ・アップしたいと思います。
我々、営業部門としては、とにかくお客様とのインターフェイスである受注条件を明確にするということを徹底したいと思います。