177.数字にこだわる


今朝の直近のニュースでは、イチローが186本目のヒットを打ちました。残り19試合で14本のヒットで10年連続200本安打を達成します。イチローがどれだけ数字にこだわっているかは分りませんが、本当にすばらしいことだと思います。

 

ところで、「リーダーは数字にこだわらないとだめ」、「絶対にやりきるという執念が必要」、「それを打開するためにはもっと訪問計画を厳密にして細かくフォローしないとだめ」という話がありました。同様に、「一人称で語る」、「数字で語り数字を守る」という標語を見つけました。我々がではなくて、私が何々をするということをはっきりさせる、すなわち責任の所在を自分におくということをはっきりさせ、かつ数字化することが重要だと言いたいのだと思います。

 

我々は営業です。どれだけ売ってナンボの世界です。ですから、もっともっと数字にこだわる必要があります。F事業では、LED照明を228本とか100本とか売った人がいると報告されていました。数字にこだわるO部長は盤用LED照明の試作を終えています。太陽光パネルもだれでも販売することができます。RFIDによる入退場システムを担当されているお客様は、コピー機なども管轄されていることが多いので、ちょっとついでに説明することで案外受注できるかもしれません。先週、そういう意味でC社製品の説明会を実施してもらいました。何か新しい商材を見つけたら、それをネタに、お客様を訪問することがお客様と顔を合わせる回数を増やすコツでもあります。

 

逆に、数字につながらない無駄な時間を使っていないかチェックすることも重要です。典型的な無駄な時間はクレーム処理です。前もってちょっと気をつけて対応していれば、回避できたクレームがたくさんあります。毎日仕事をしていると手足を動かしているだけで仕事をしたような気持ちになりますが、無駄な手足を動かしていないか、改善するところはないかと、徹底的にチェックしてみることが必要です。