17.LPの見直しにあたって


昨年度までのLPは、はっきり言って、そのまま受け入れるには抵抗があります。何故なら、簡単にいうと「現行のすべての機種の売上げがそのまま伸びる計画」だからです。実際に、市場の変化をよく見ると、市場規模が衰退していくもの、変わらないもの、これから伸びていくものの3とおりがあります。ここのところをきちんと見極めないといけません。

 

また、全社には、粗利率12%以上確保という高い目標があります。現行のビジネスは、これと程遠いところにあります。この点を徹底的に改善する必要があります。ですから、現状で粗利率の低いもの、市場の伸びが期待できないものは思い切って切り捨てるくらいの覚悟で切り込んでみたらいいと思います。そこそこの粗利率が稼げるものは、そのまま続けましょう。

 

そうして現行ビジネスを整理し積分してみると、圧倒的に粗利が不足することが分かります。いやいや分かった方がいいのです。考え方としては、その不足分を粗利率の高い仕事をみつけてきて埋めるのです。そのひとつがシステムソリューションです。もっといろんなシステムソリューションを見つけていく必要があります。