133.インフルエンザ対策


マスクをしている人をよくみかけるようになりました。確実にインフルエンザが拡大しています。各自、自分の健康は自分で守る、自分の家族の健康は自分で守るという気概で、手洗いやうがいの励行などの徹底をお願いします。

 

今朝の新聞によれば、新型インフルエンザで、盛岡の2歳児、伊丹市の8歳児、京都府の30歳の女性が亡くなっています。 これで新型インフルエンザによる累計死亡者は43人だそうです。伊丹市の8歳児は39.6度の発熱があったといいますから、すごい発熱です。また、みなさん健常者でしたが、発熱から2日目で、心不全や多臓器不全で亡くなっています。ウィルスがどんどん強くなっている感じです。油断はできません。

ご家族が罹病された経験のあるTさんの話では、新型インフルエンザの特効薬であるタミフルは、発熱した直後ではなく、翌日に投与するのが一番よく効くということで、実際の医療現場でもそうなっているそうですが、上記の亡くなった人たちも発熱の翌日にタミフルを投与されているのにもかかわらず、亡くなっています。油断できません。

 

また、これもTさんの話ですが、中・高生にはタミフルを打ってくれないそうです。タミフルは例の異常行動を起こす危険があり、もしそうなったときに中・高生くらいの力があると、大人でも抑えきれないからだそうです。中・高生をお持ちの人は十分注意をして下さい。

それから、ワクチンの投与が始まりますが、喘息や心臓病などの心肺の疾病を持っている人は掛かりつけの病院で、必ず優先的にワクチンの投与を受けて下さい。1回でよいか2回必要かの議論はWHOの見解は1回でよいことになりました。しかし、これにはたぶんに政治的な色合いがあります。アメリカではワクチンの生産が遅れており、公表値の1/5しか用意できていないというニュースがあります。日本でも、新型インフルエンザのワクチンは用意できましたが、逆に季節性インフルエンザのワクチンが足らないというニュースもありました。下名は2回受けるべきだと思っています。

 

最初に言いましたように、自分の健康は自分で守るというのが鉄則ですが、万が一、罹病した場合は、説明済の会社ルールに則って、対応して下さい。