129.巨人優勝と期末処理
巨人ファンにとっては、最高の一日、セリーグ優勝が決まりました。原監督の胴上げも現役時代の背番号にならって8回も行われました。
しかしながら、優勝を決定した巨人―中日戦、私としては不満で、今後の戦い方に不安がよぎります。
4-2でリードの8回の裏の巨人の攻撃。2人四球が続いて、ノーアウト1塁・2塁。絶好の得点機、私なら次のバッターにバンドさせて、1死になるけれどもランナーを2・3塁に進め、外野フライーで手堅く1点を狙う、うまくいけばヒットで2点をねらうのがベストだと思っていましたが、原監督は強行策で、ゲッツー、2死3塁となり、結局1点も入りませんでした。
ピッチングスタッフが優秀ですから、2点差あれば大丈夫という見方もあると思いますが、ちゃんと点がとれるときにとる作戦をとらないのは、後悔するパターンが多いと思います。(ちなみに、解説者の江川卓氏も、まったく同じ意見でした。)
結果は、クルーンが最終回を抑えて勝つには勝ちましたが、クルーンも優勝がかかった試合ということで、必要以上に力が入って、ボールが散らばり、ひやひやのクロージングでした。こういうルーズな試合運びをしているようでは、短期決戦のクライマックス・シリーズや、日本シリーズで足元をすくわれます。
仕事でも同じだと思います。今週からは実質的に期末処理です。受注計上するものはきっちり処理する、経費計上するものは、それはそれとしてきっちり処理をする、非常に大事なことだと思います。こうなるだろうとか、こうなればいいなあなどという感覚ではなく、ビシッとした期末処理をして下さい。よろしくお願いします。