11.特別講座2(聞き取るということ)
聞き取るのに、特別のシステムは要りません。ただひたすら黙って聞けば良いのです。感度を高くして聞けばいいのです。相手が話し終わるまで口を挟まなければいいのです。会社の長たるものの役割です。都合の悪い話もじっと聞くのです。情報をくれる部下は使用人でなく、パートナーです。上から目線ではいけません。
その上で、情報を共有し、一緒に対策を考えるのです。決してイラついたリしてはいけません。できれば有用な対策案が出せればいいですが、一緒に考える姿勢だけでも、信用できる人間として仲間に入れてくれます。悪い情報が先に上ってくるようになったら、本物です。ちなみに、私の週報の第1章は「クレーム」です。
特別講座2(聞き取るということ)