部材不良


商品は売れれば売れるほどいい訳ではない。売行きに合わせて部材を調達できない。工期が合わない。問題は計画生産台数と販売台数の差異。売れなければ部材が残る、売れれば部材がない。売行きのよい商品を無理に追加すると残材となるケースが多かった。商品企画段階のコスト分析(=利益分析)で工場の能力と市場要求に併せて部材を手配する。能力は内作<外作にして自由度を確保した。

 

部材にも当然のこととして不良がおこる。手配ミス・材料・部品・工程・設備・加工不良。挙げたらキリはない。ほんとうのことをなかなか言わない。現場にで出かけてよく聞いてよく見て対策を練る。

 

残材を利用して設計はできるが勝てる新商品を企画するのは容易ではない。部材の進化が激しいからである。企画に合わせて部材も開発する。特に高額部品について言えた。

 

商品の組立ラインを止めないように部材の工程を組んで貰う。濱村