設立経緯
iモード機を全面的に32ビットにした。PDCとの平行開発で2倍のエンジニアが必要だった。このとき集めてもらったのがきっかけ。水準とモチベーションアップの給与体系を変えるため別会社に。2000年に低レイヤーを得意とする通信S/W開発専門会社TSPが発足した。2009年から社長を兼務した。
2013年にT社の役員を退職することになった。形のないS/Wを開発するTSPを管理し切れないので退職金で個人的に買い取ってほしいと要請があった。累積益を除いて、資本金・退職準備金・商流・社員・什器・機器をつけるという。社員の職場の確保・保守責任などと相殺して適正だと思った。定年延長の気遣いもあった
約1億円の運転資金が必要だった。関西進出を考えていたHIが引き受けた。二重借入れを疑われないように資本金とすることになった。資本金が1億円を越えると中小企業の扱いを受けられないので残りは資本準備金とした。2014年にHIKになった。
デューデリして全体を1700株とした。60株を買って貰ったりして、最終的に140株の株主になった。満70歳までは株主を止めないと宣言している。純資産の8.23%を受け取る価値がある。設立以来黒字で5年後には純資産(余剰積立金)が増えているはず。どうなっているか楽しみである。濱村