血縁


従兄弟はみんな年上。従兄弟の子供の方が年上の人もいる。おじさんやおばさんを飛び越えて、おじいさんと孫の関係が深い。おじいさんは自分の親とうまくいかなくて家を飛び出したから自分で初代を築いたと思っている。母親は徳川幕府になぞらえて、3代目=家光の役割が大事と事あるたびにうるさく言っていた。

 

おじいさんの一番下の弟が大和紡にいた。その人がランドセルを買ってくれたことをよく覚えている。

 

親族なのに案外うまくいかない。どんどん分派して薄まるからだろうか。物理的に近くに住んでいるので見えすぎるのだろうか。同じ血がながれているのに格差ができるからであろうか。

 

冠婚葬祭、それでも長幼の序が厳しく守られる。濱村