水質保全


1960年頃。水銀汚染。背骨の曲がった魚がとれた。チッソの工場排水に含まれていた。水俣病。同じように新潟の昭和電工の排水でも発生した。

富山のカドミニウム汚染。少しの動きで骨折する。患者がイタイイタイと叫ぶ。それが病名になった。

 

めっき工場や基板工場の廃液を排水路に流していた。1970年頃に水質を保全しようと瀬戸内海環境保全特別措置法が制定された。これに合わせて水と汚染物質を分離する装置が導入された。水路のモニタは金魚の放し飼いであった。

 

琵琶湖の水質保全についても厳しく規制されている。野洲の工場は完全クローズドの水質管理システムであった。周辺地域は?洗剤による湖の富養化にも注意している。

 

ちょっとでもヘンと思ったら必ずそこに問題がある。金属汚染と水質保護。企業の責務でもある。濱村