標準規格必須特許
相互に繋がってナンボの世界。そのための規格。実現方法が必須特許になっている。逆に言うと必須特許を使わないと実現できない。そういう特許が約2000件もある。アップルとサムソンが互いに訴訟している。
特許はもともと発明技術を保護し事業の独占権を与えるものだった。メーカー同士ではクロスすることによって相殺できた。ところが事業をしなくても特許自体がお金を生むようになった。市場が拡がってこその特許である。出荷の差し止め請求は特許権の乱用と裁定された。
顧客とメーカーは特許権者をリスペクトして商品価値を損なわない一定比率分の特許料を払う。それを件数比で分配した。
2社間の問題ではない。一人の特許権者が市場を止めることができることになる。濱村