抑止力


同じ考えをするとは限らない、特に独裁の色彩が濃い国は危険である。ロ大統領はクリミヤのときにNATO軍に対する牽制として核ミサイルを配備したと言明した。北鮮やイランの指導者は核開発を止めない。法があっても個人で可否が決まる。危険。

 

安保関連法案が衆院を通過した。参院特別委で質疑が始まる。集団的自衛権に論議が集まる。政府の説明の中には矛盾がある。日本が攻撃を受けていない段階で同盟国目標のミサイルを撃墜できない。あくまでも自衛に制限しているからだ。

 

日本は核ミサイルが使いやすい手引きをしてしまった。福島第一原子力発電所の事故は格好の実験になった。原発がメルトダウンした。原発>>核ミサイル>>広島・長崎。平地の風向きでどういう影響がでるか。地球規模ではどのくらい汚染されるか。反対派は朝鮮半島で稼動している原発についても言及すべきだ。価値観の違う国、独裁者のいる国には抑止力を期待できないかもしれない。

 

合憲とか違憲とか言っている場合ではない。憲法改正で否定されたら万事休す。政府は国民がそれほど賢くないことを知っている。だから解釈の変更でやろうとしている。濱村