得意技
ケータイの職場にひとりで課長として異動した。1週間後に着任せよと。勉強する期間がない。すぐにディジタルPDCのやり直し開発に着手しなければならなかった。
高速はSI。中速はDSP、低速はマイコンで処理した。前職はLSI設計課長。当時は専用LSIの集積度が伸び盛り。小型化・低消費電力化のために如何にケータイに取り込むか。ここに設計・調達ともに、技術的・人的な得意技があった。
ひとつ得意な分野があると他は平気で聴ける。得意分野の質問に答える自信があるからだ。
Give & Take が成立つ。
聴くことに衒いがない。どんどん新しい知識が身につく。濱村