巨大望遠鏡
136億年前の宇宙誕生にどこまで迫れるか。2015年完成・2016年稼動予定のチリの巨大マゼラン望遠鏡(21.4m)、2021年完成・2022年稼動予定のハワイの巨大望遠鏡(30m)。ハワイのすばる(8.2m)で130億年が見えている。30mは集光能力が13倍、解像度4倍。
約500枚の鏡をコンピュータ制御する。すばるは約250枚だった。アクチュエータの先にばねをつけることでねじピッチよりずっと小さいミクロン単位の制御ができた。傾きで自重=たわみが違う。パラボラアンテナと同じなら近傍の放物面を維持して副鏡を動かす。
2014年7月に建設許可が下りた。総額約1600億円。日本は25%の400億円を負担する。
ビッグバーンは見えないと思うが人間の追究は際限がない。濱村