小澤征爾とイチロー
小澤征爾。指揮者。私の履歴書の連載が始まった。おなじ曲でも指揮者によってこんなに違うのかと思うくらい輝く。面白くなる。暗譜。作曲者の意図の理解。奏者への伝達。指揮する姿。練習風景がいい。ボストンやウィーンで音楽監督を勤めた。食道癌の大手術で体力が落ちた。サイトー記念@松本で復活。後進の育成に力を注ぐ
イチロー。4020安打。タイ・カップとピート・ローズについで3人目。抜群のバットコントロール。足が速い。内野安打も多い。MLBの野球を変えた。大味な点の取り合いだけでない。技が光る。今年40歳。スイング速度、走力ともに落ちていない。試合のある日は必ず18:15にバッティングゲージに入るという。日常のすべてがルーティン化されている。真剣さが違う。ストイックで修験者のようだ。WBCのときランニングも常に先頭であった。
シューマッハが事故った。F1の自動車レースではない。スキーで岩に頭をぶっつけた。ヘルメットをつけていたというが。イチローも車の運転が好きである。小澤征爾も多趣味である。本業のために趣味は欠かせない。
二人の共通点は前向きであること。加齢からくる体力の低下以上に、More&Moreという気持ちが強い。もうこの辺でという中途半端さはない。万分の一でも見習いたい。濱村