商品企画
技術+経営以外の言葉を使う。ケータイで「鈴木京香」のイメージだという。若過ぎず知的な雰囲気にするという。大多数になってきた草食系の男性も好むと。最後まで言葉と意味がなんとなくしかつながらなかった。
他社を凌駕する要素技術の開発は商品に搭載するまでに5年ぐらい掛かる。アイデアを考えて研究部門に依頼する。市中の技術は後追い。思いつきで採用し続けると枯渇する。開発した要素技術を徹底的に使い回す。依頼から刈取りまで。極めて農業的。
最も重要なのは何台売れるとみて企画するか。個人的な好みや意見の入る余地はない。売れ過ぎても部材の手配が追いつかない。利益計画も仮説。この段階で決まる。モデルごとのP/Lを計算する。材料費の目標は52%以下。@2万円の材料費でも100万台なら200億円分の手配になる。
技術者を20%背伸びさせる。実現できると自信になる。商品作りはその検証。商品企画の良否がビジネスを決める。濱村