人事


優秀だからといって人事は伴わない。本人が得意とする分野にもいろんな人がいる。先発がいてクローザーがいる。先駆けがいて後詰がいる。人事は適材適所だ。絞ろうと思っている事業に拡大路線の人はアサインしない。

 

赤字工場から社長になった人もいる。そのときの景気変動など外部環境でどうにもならないことがある。その中で何をやったか。それは全社展開すべきことか。数値以外も評価される。

 

SH社の片山さんの人事が公表された。堺の工場建設など徹底的に攻めの人だ。これが裏目に出て巨額の赤字となった。成績だけをみるととんでもないが逆にそれだけのことがやれる人だとも言える。SH社では専務→社長→会長→顧問→フェロー。49歳で社長、現在56歳。

 

N電産は小型モータを得意とする。永守会長(CEO)+片山副会長(CTO)+呉社長?(COO)。次世代技術の開発を委ねる。広い間口の人脈を最大限に活かしてどう攻めるか。濱村