ラフの意味
ラフを歩いてはいけないと言われたことがある。ラフは草や芝が立っていてこそラフ。グリーンを歩け。ラフには真横から直角に入れと。
ボールの行方を見失うから、打ったところからボールの落下地点までまっすぐ歩く。そうするとラフに歩いた跡がくっきり残る。草や伸びた芝が寝てしまう。後からプレイする人にフェアでないという。残さなければならない珍しい草花があるから、わざとグリーンにしないで、自然のままのラフにしてある場所があるという。そんなコースがある。
言われてみれば、厳密にはそうだろう。 「やはり野に置けれんげ草」。少し意味も用例も遠いが、それぞれに役割があり、相応しい場所があるという意味では同じだ。
カート乗り入れ自由のコースもある。ピュアなスポーツ精神と商魂が戦う。濱村