カンヌの展示会


赤絨毯の国際映画祭と同じ場所。ハノーバーが2月で季節が悪く、場所も手狭になったとしてモバイル分野だけ移った。通常の展示以外にスイートルームやクルーザを借りて特定顧客対応の展示を行っている。もちろんレストランも併設して。

 

こういう期間、カンヌの富豪たちは逃げ出して、自宅やクルーザを丸ごと貸し出す。クルーザといっても40フィート超クラスの大型船。応接以上にゆったりしている。

 

ハノーバーでもそうだったが、日本メーカー同士で張り合う。食事。コンパニオン。出し物。会社の幹部が日本から大勢来場。対応に一番気を使う。オリエントの臭いがしては欧州の展示会にならない。日本人をできるだけ少なくして現地のコンパニオンを教育する。互いのブースを訪問して次年度の作戦を考えた。

 

カンヌも手狭になりバルセロナに移ることになる。濱村