もろこ
ホンモロコを食した。琵琶湖で極少数獲れる。ここにも外来種の影響がでている。生きたまま泳いでいた。素焼きにする。薄い酢をつけてあぶる。川魚特有の臭みは全くない。桜もろこといってこの時期珍重される。木の芽の薄酢かポン酢で丸ごと食べる。春の小さな苦味が心地よい。
佃煮などになっているのはタモロコ。田んぼや小川で養殖される。ホンモロコとは別種。
ブラックバスやブルーギル。一部の心無い人によって生態系が壊れている。ふな寿司用のニゴロブナはめっきり獲れなくなった。環境の変化は必ず人間に影響する。たにしやニナを見なくなった。ほたるが飛ばない。花粉症に悩まされる。
季節の食材を楽しみながら環境問題を考える。濱村