濵ちゃんの足跡

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特許の活用

自社商品に適用して市場性を優位にする。他社の特許とクロス(相殺)して費用を抑制する。特許自体を販売する。収益性が高まる。

クロスの場合、商品シェアが高い方が負ける。市場シェアが1/10ならば、1/10の特許権で勝負できる。商品を作らない「町の発明家」が一番始末が悪い。大企業同士では全体の特許力と製品力を比較して包括的に契約することもある。

米国は永らく先発明主義であったが昨年法改正があり、日本と同じ先願主義になった。半導体のプレーナ特許のように製造設備に直結しているものを除いて、製造特許は侵害を証明しにくい。出願してすぐに取り下げて先願の証明にした。

多くの特許が活用されていない休眠特許になっている。これを学生に公開してアイデア製品の発掘を行っているTV放映をみた。

新しい概念で現状を改善したとき特許が産まれ易いが、活用方法で価値が変わる。濱村

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