濵ちゃんの足跡

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IOT(相互接続試験)

FAXが始めてだった。自社モードがあった。自社機間は交信できる。標準化されたG2/G3の交信ができない。細かいところの実装差異が埋めきれていない。市場占有率の高い機種(メーカ)にあわせた。

ケータイでBit Exactryに仕様が作られたのは初期のGSMだけ。他はすべてIOTを必要とした。厳密にはNV(Network Vender)IOTと、NO(Network Operator) IOTがあった。前者は基地局メーカ対応で、後者はローミングサービスをするオペレータ対応。両方揃わないと相互接続試験は終らない。

現地(Field)試験。国内ではY盆地が標準的であった。周りの山の反射波が邪魔をする。ところが真逆の現象が起こった。高速道路の橋の上。真平らなアイルランド。一切の反射がない。基地局が見えすぎる。

設計項目の確認以外にIOTのもつ意味合いは大きかった。電波の飛び具合。仮説を立てることのできる技術者。無線とPCが趣味という男が役に立つ。特殊な才能。基本データの収集。濱村

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