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井の中の蛙

地球の赤道は約4万km。24時間で1周するから、自分を含めてすべてが時速1600km強で動いている。ところが周りも一緒に動いているから静止しているようにみえる。同じ慣性系の中にいると「井の中の蛙」になりやすいということだ。

仕事でも、同業他社と比較してみる、市場動向をみる、ときには異種産業と比較する。それによってはじめて自社の環境や動きの是非が認識できる。社内論理で染まったり、社内闘争をやっていては成長を望めない。売上や利益などの規模の比較もさることながら、生産性(能率)や直間比率、品質レベルの比較が重要である。強みと弱みを分析し、強みには徹底的に拘ることである。コア技術が分散してはいけない。

2020年東京オリンピックの開催が決まった。対外試合をするから、その競技の相対地位がみえる。スポーツには絶対はないが概ねの順位は分かる。7年後の対象者は現在10歳～20歳くらい。英才教育している競技もある。

懸命に働いていることに満足せず、大海での実力を把握して切磋琢磨し、勝利して貰いたい。濱村

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