濵ちゃんの足跡

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197.不良長寿(順天堂大:奥村先生の講演(3)) 注:不老長寿ではない。

・性格と寿命

1400人の性格と寿命を調べた。目標をきっちり立てて、それが達成できないと暗くなる人は、寿命が短い。だいたい80%の人が癌になる。他人のせいにする人や、浮気性の人は長生きする。フィンランドで45歳から50歳の人を600人ずつ集めて試験した報告がある。片側は酒や煙草はやらず、きちんと睡眠もとっている品行方正なグループで、もうひとつは、はちゃめちゃ。品行方正名グループは17人死んだ。はちゃめちゃなグループは誰も死んでいない。健康そのものであった。

・成長ホルモン

老女に女性ホルモンを摂取してもらうと若返る。但し、乳がんになる確率が高くなるため認可されていない。男に男性ホルモンを打つと同じように若返るが、こちらの方は副作用がない。同様に、日本では認められていないが、プロのシニアゴルファーなどは全員使用していると考えてよい。牛や豚に成長ホルモンを投与すると早く大きくなる。日本では許可されていないが、米国や欧米の牛肉や豚肉には、約7000倍の投与がなされている。少し滅入ったときは、米国産の肉を食するのがよい。

・ストレス

一部上場の部長がもっとも平均余命が短い。部長を超えた人や課長どまりの人は長生きしている。部長を越えるような人は、もともとストレス耐性が強いし、何か悪いことをやっている。一部上場の部長が一番まじめで、ストレスが掛かっている。

・ゴルフ

ワンシーズン、夏場、関東エリアで50人から60人くらいのゴルファーが亡くなっている。だいたい50歳以下で、前の晩、2時とか3時とかまで、ぐでんぐでんになるほど深酒している。脱水症状のままでプレーするから熱中症になって死ぬ。

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