濵ちゃんの足跡

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114.新インフルエンザ

想像もしなかった神戸と大阪が感染地区になりました。神戸高校が感染元になり、クラブ活動の接点であっという間に阪神地区に広がりました。高校生というのは意外でした。渡航経験のない高校生が発病しているのは解せないところもありますが、きっと周辺に未必意の保菌者がいたのでしょう。幸いにして弱毒性ですが、感染力は非常に強く、教室やスクールバス、通学電車など、非常に密度が濃いですから、心配していたとおり、あっという間に広がってしまいました。

大津では1割、京都では2割、新大阪では4割、大阪市内の地下鉄では半分以上の人がマスクをしています。まだ感染者がでていない滋賀県から大阪に来るのは汚染されているメキシコやカナダへ行くような気分です。

人間の体力が、細かく言えば体力ある人間の白血球がウィルスと戦うことで、感染の広がりがおさまるのを待つことになります。マスク効用の議論はありますが、季節性インフルエンザと同様に、手洗い、うがい、マスクの着用で、「自分にうつらない、他人にうつさない」を徹底して下さい。

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